「ファーストジェル買ってみたけど何に使えばいい?」
ガラスなどのクリアなベースのアレンジに最適!
ファーストジェルをフォームにすれば、
よりクリア感のある作品に仕上げることができます。



「ファーストジェルって…」
① 使い方がわからない…
使い方は、商品であるファーストジェルの中に
分かりやすい説明書がついてます。
②ヒーターや鍋、モールド等、使うのに色々そろえないといけない…
IHクッキングヒーターやIH対応鍋、200℃まで測れる温度計が必要です。
でも、モールドを用意する必要はありません!
クリアファイルなどで簡単に作れます。

③コスパが心配…
ファーストジェルは400gで¥1,800C。
今回の作例で使用した量は約10g〜67gで¥45〜¥300です。
商品の袋がジッパー付きの袋なので、必要な分だけをちぎって使用して、
残りは袋で保管することができます。

「透明に作るためのポイント①」
花選びが大事
プリザーブドのカスミ草をジェルの中に入れてみました。
花びらの中にある空気が気泡となってクリア感が失われます。

アーティフィシャルの実物を入れてみました。
表面がつるっとしたものなどは気泡ができないため、
中に入れる素材として適しています。

「透明に作るためのポイント②」
モールド(型)選びが大事
色々な形を作ってみたいと思い、
デザイナーが様々なものをモールドとして使ってみました。
◎ クリアファイル
クリアファイルでモールドを作ってジェルを流し入れて作ったもの。
クリア感を失わずに作れます。
△ PPモールド
レジンで使用されるモールド。
大体きれいに取れますが、たまに表面が白っぽくなってしまいます。
△ アルミホイル
型を作ってもぴしっと張ることができないので、シワが残ります。
クリア感はあるので、使い方によってはありかもしれません。
△ シリコンモールド
形はきれいに取れますが、ものによって表面が白くなってしまいます。

× クッキングシート
クッキングシートを型になりそうなものにはめて作ってみると、
シートの表面に塗ってあるワックスの成分の影響で、
こちらも白くなってしまいました。
× ラップ
ジェルの成分と温度の問題で、流し入れるとラップが縮んでしまいました。
ジェルも取り外しづらいです。
× 詰め替え用のクリームケース
物によってきれいにとれるものもありますが、
ケースの成分とジェルの相性が悪く、くっついてしまうものもあります。

<結果…おすすめはクリアファイルで型を作る>
クリアファイルなら好きな形に型を作りやすく、ジェルも白くならないです。
OPPの上にクリアファイルで型を作ってセロハンテープで固定します。
ジェルを流し入れて固まったら外します。


<お試しが必要>
今回ご紹介したものは絶対!というわけでもないので、
色々試してみることが大事です。
<番外でおすすめのアイテム>
◎ スプレー缶のフタ
プラスチックの成分にもよりますが、今回試したフタではきれいにできました。

◎ クッキー型
100円ショップでも販売している金属製のクッキー型。
OPPの上に型をおいてセロハンテープで固定し、ジェルを流します。
